と き わ 会 本 旨 |
1 われらは人格の形成者としての社会的責任と自覚を堅持して進む者のつどいである。
人の子の師である教師は、無限の可能性を包蔵する子どもの人格を形成するものである。
しかも、教育の盛衰は国家民族の隆替にかかわるだけでなく、世界の平和と進展に日本国民が大なる役割をはたすことができるか否かに通ずるものである。
このような教育の道に志し、それに努めたわれらは、この社会的責任の重大さに深く思いをいたし、使命感に燃えなければならない。
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2 われらはつねに厳しくみずから鍛え、相互に錬磨しあう者のつどいである。
教師に課せられた厳しい責任と使命を自覚する者は、まず、みずからの人生観、世界観の確立を期してはげしくおのれを鍛えようとする。
そのために、われらはつねに先人の業を尋ね、同行の友と睦み、次代に期待しつつ相互に教示し錬磨の道を歩む。
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3 われらは不朽の理想実現のために結集し、生生発展する者のつどいである。
教育は国家百年の大計であり、個人を超えた永遠の生命である。したがって、教師たるものは時運にまどわず、歴史を省み、将来をおもんばかり、みずからの生命も生生躍動し、前進するものでなくてはならない。
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われらは終生この本旨を堅持し、崇高な理想を追求しようとする者の総力を結集し、もって教育の進展と社会の進運に寄与しようとするものである。 |
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