新しい時代を創る教育の実現を

R2 支部長メッセージ 小千谷小 高橋

支部長メッセージ

「つなぐ」をキーワードにみんなで創り上げるⅢ

~協働そして共創へ~

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「こういう時だからこそ自分がこの学校に」との気概をもって

まだまだ教育活動の制限がある中でも,各校においては,子どもたちにとってより良い環境づくりに努めているところだと思います。
 6月に学校が再開してから,次第に学級崩壊などの問題が表面化してきています。子どもたちが自分の居場所をもてるよう,集団づくりの取組を工夫していかなければなりません。そして,こんな状況だからこそ,1時間1時間の授業の充実が求められます。子どもたちに「みんなと勉強すると楽しい」と感じさせる授業をしていきましょう。そのためにも、学習内容を終わらせることにあくせくするのではなく,「より良い授業をしたい」という願いをもって授業に臨みましょう。研修で授業力を高めるとともに,指導者との出会いを大切にしていきましょう。 
「100年に一度にあたるというのはこういうことなんだな」と驚くことが多いです。しかし,「こういう時だからこそ自分がこの学校に赴任したのだ」と気概をもって仕事を進めていきましょう。

三条支部長挨拶

 支部活動も「研修同志の活動」「新会員勧誘活動」「条報の作成」など徐々に日常を取り戻しつつあります。自校の半年先の教育活動も果たして計画どおりに実施できるかどうかも不明な状況ではありますが、着実に支部活動を進めていただいている皆さんに心より感謝申し上げます。
 今こそ、我々ときわ会員が先見性、創造性、実行力を示していくときであります。先頭を切って三条の教育活動の創造と改善を進めてまいりましょう。
 まずは支部会員が自分の出来る事を着実に進め、いつでも活動を軌道に乗せられるハードとメンタルの準備を着実にお願いします。これまで以上に生生躍動し、前進する三条支部でまいりましょう。
                                                           令和2年7月

新しい時代の教育を創る

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための様々な対応に追われる中、子どもたちのすこやかな成長のために日々授業や教育活動に力を注いでいることと思います。無理をせず、周りの先生方,仲間と協力しながら日々の授業や活動を充実させていきましょう。

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困難に直面したときが改革のスタートライン

【HP】支部長からのメッセージ

一人一人が光を放つ 未来を生き抜く子らのために

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新潟中央西支部 会員の皆様へ

令和2年5月12日  

   ときわ会新潟中央西支部
                           会員の皆様へ

ときわ会新潟中央西支部    
支部長 齋藤 純一    

 校庭の桜の花が咲き誇る中で,様々な制限をしながら入学式を行いました。さらに,これから分散登校が始まります。そこでは,児童生徒が自分の考えをもち,それを学級で話し合うという,これまで当たり前のように行ってきた授業がなかなかできません。力を合わせ,一緒に体を動かし,運動の楽しさを味わうこともすぐにはできません。誰もが経験したことのない,この状況に,私たちは大いに戸惑っています。しかし,分散登校のオリエンテーションに来た子どもたちは,口々に「友だちに会えて良かった」「学校に来られて,とてもうれしい」と話していました。今,私たちは,学校の存在価値や学校教育の意味を再認識する機会を与えられているのかもしれません。

 さて,前置きが長くなりましたが,今年度新潟中央西支部の支部長を拝命しました浜浦小学校の齋藤 純一です。本来であれば,支部総会で,支部会員の皆様へご挨拶すべき所ですが,本状をもって挨拶に代えさせていただきます。今年度一年,何とぞよろしくお願いいたします。
 冒頭にあるように,このような状況であることから,私たちの支部はもちろん,ときわ会本部の活動も,これまでのように行えなくなりました。この状況だからこそ,私たちは,今一度この会について見つめる必要があると考えています。会員として,何ができるかを考える時なのだと思います。同封しました令和2年度ときわ会長となられた吉田 隆会長の「令和2年度 代議員会(書面会議) 役員代表挨拶」をぜひご一読ください。その中に,本年度の会全体の基本方針「新しい時代の教育を創るときわ会」のもと,吉田会長は,「研修と親睦の両立」「ベテランの知恵と若手の発想の融合」を大切にされています。この難局をチャンスに変えられるよう,ときわ会員の創造性を発揮しよう。ベテランの経験が不可欠であると同時に,新たな地平を見つけ出すために,若手の力を発揮してもらおうと語りかけていらっしゃいます。そのことを,私たちは会について考える際に常に意識していく必要があります。
 本支部は,本部の会長と副会長を擁し,行政と附属で頑張っている会員と学校現場で力を発揮している会員とが協働できるという特色をもっています。そのときわ会本部のお膝元である新潟中央西支部が,この困難な状況だからこそ,一致団結していくしかありません。そのためには,ぜひ今回同封した資料を,校内ときわを活用して,皆で様々な情報を共有していただきたいのです。今だからこそ,私たちが新しい時代の教育を創る力を蓄える時機です。
 
今回の休校に入る前のことでした。私は朝児童玄関で,子どもたちを迎えていました。5年生の女の子が,私に「落としました。」と小さな声で話してきました。何を落としたのと思わず聞き返すと,「マスクです。」とその子が応えてきました。「作ってもらった,大事なマスク…。」と言いながら,登校してきた道を振り返ったのでした。
教えてもらった道を歩いていると,きれいな水玉模様の,小さなマスクを見付けました。私は拾い上げ,学校に戻り,先ほどの女の子にマスクを渡しました。その子はにっこり笑って,その水玉模様のマスクを大切そうに受け取ったのです。そのマスクには,その子のことを考えながら作った人の思いが,つまっていました。だから,そのマスクをなくすわけにはいかなかったのです。
今回のコロナウイルス感染症の流行で,私たちは本当に多くのものを失っています。先が見えない不安感の中で,目に見えない敵と戦っています。そのような中で,改めて,人への思い,人と人とのつながりが大切であることを痛感しています。
今こそ,新潟中央西支部の互いを思う気持ちを忘れず,一堂に介せなくとも,つながりを確かめながら,進みましょう。改めて,今年度一年,よろしくお願いいたします。

長岡西支部長挨拶

   「新しい教育課程の着実な実践!」に向けて
             長岡西支部長  渡邊 茂夫 
 過去に誰も経験したことがない状況の中で、令和2年度、支部創設15年目がスタートしました。総会を始め会員が顔を合わせて活動する機会を中止や延期せざるを得なかったり、大事な地域貢献活動であり大きな学びの機会であるオータムコンサートを中止せざるを得なかったりしていることは、本当に残念なことです。
 しかし、この難しい状況の中、どんな一年間にしたいのか、会員の皆さんお一人お一人が連絡を取り合い、方法を工夫し合うことで、この状況を乗り越えていこうと動き出していただいています。
 「主体的・対話的で深い学びの実現へ!~今こそ授業改善の大チャンス!~」
 「令和のミドルリーダーとして、新しい教育課程の着実な実践を」
 「今こそ、地域教育プログラム!」
 何と力強く、そして魅力的な言葉でしょうか。
 また、「我が校の自慢」を見つめ直し、支部の財産として理解し合おうとするなど、このような状況だからこその前例にとらわれない新しい企画も取り入れていただいています。
 新型コロナウイルス感染症の感染予防及び感染拡大防止のための様々な対応が求められる中、子どもたちの健やかな成長のために日々の授業や教育活動に力を注ぐとともに、力強く支部の活動をスタートさせてくださいました皆様に心より感謝と敬意を表します。無理をせず、決して一人で抱え込まず、周りの教職員や仲間と協力しながら活動を充実させていきましょう。

 さて、本部では、代議員会が在り方を大幅に変更されて実施されました。理事会もWeb会議システムを使って実施されました。また、「活動の重点4 150周年の先を見据えた、ときわ会の取組と研修・組織の在り方の探求」を掲げて、大きく動き出しています。
 私たち長岡西支部も、これからの支部としての取組と研修・組織の在り方を問い直しながら、着実な歩みを進めなければならないと考えています。様々な制限や制約がある今を、支部活動の新たなスタンダードを創り出していくチャンスと捉えたいと思っています。
 一方で、時代が大きく変化しているこの時期だからこそ、ときわ会本旨にある「人格の形成者としての社会的責任と自覚を持って」会員一人一人が、学校教育や授業の「本質」等について、自分の受け止めや具体的な在り方を問い直してみる契機にしなければなりません。
 私たち長岡西支部会員一人一人が教職員としての力を高め、子どもたちにとって、保護者にとって、地域にとって、そして同僚にとって、魅力ある教職員となることが、ときわ未来図の具現、そして新潟県教育の振興につながることは間違いありません。
 「新しい生活様式」で距離を置いた中でも心を寄り添わせながら、長岡西支部の運営方針「新しい教育課程の着実な実践!」に向けて、令和2年度の支部活動が、会員の皆さんのお力で、より活性化していきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

支部長メッセージ

 新型コロナウイルス感染症への対応が物語るように,子どもたちがこれから生きていく時代は,先行きの予測ができない不透明で不明確なものとなることは想像に難くありません。そして,私たち教職員にとっても経験したことのない未知の時代になるのは確実です。

 教育に携わる私たちは,実践を繰り返してきた過去を踏まえつつ,教育をとりまく今をとらえながら,変えるべきことは何か,変えてはいけないことは何かをしっかりと見極め,求められる教育を分析し求める教育を模索する使命をもっています。

これまで,新潟南支部は時代に必要な資質・能力を育むための実践的指導力を高める研修に取り組んできました。今では子どもが主体的に課題を追究する姿や,ファシリテーション等による協働的な学びの姿を目指す機会が増え,会員の授業力の高まりも実感しています。

 今後は,当支部の最大の利点であるコンパクト感を最大限に生かしながら,「児童生徒の健やかな成長」と「ときわ人の育成」に向け,深い学びのある組織へと進化発展する支部をめざします。