支部長のメッセージ

           支部長 津野 庄一郎
                  (東新潟中学校 昭和58年度)

 未曾有の新型コロナウィルス禍によって、日本のみならず、国際社会全体が大きく揺れ動いています。これまで当たり前のように進めてきた日本の学校教育も大きく見直しが迫られる事態となりました。子どもの命や安全を守り、かつ学校教育本来の目的・使命をしっかりと果たす、しなやかでクリエイティブな対応が求められています。
 今、子どもたちは様々な制約のある中で、辛抱強く懸命に頑張っているのではないでしょうか。もちろんそれをサポートする先生方の心労も計り知れないものがあると推察いたします。まずはご自身の健康を第一にし、次に子どもたちから目を離さず、心を離さず、自校の教育課題の解決に向けて取り組んでまいりましょう。

 さて、私たちはこうした困難な状況下にあるからこそ、吉田会長のもと、会員が一丸となり、「新しい時代の教育を創る」ことに挑戦していく必要があと捉えています。新型コロナ禍の中で、前例にとらわれない新しい研修スタイルや働き方を工夫し、教師として確かな力を身に付ける必要があります。
 言うまでもなく新潟東支部は現役会員が200名を超えるときわ会屈指の支部です。校種も幼・小・中・特別支援学校と多岐にわたり、向上心に溢れ、力量のある教職員が多いのが特色です。私の支部運営の理念は、新潟東支部のよさを存分に発揮し、当支部の学校の子どもたちを元気いっぱいにすることです。その目標は、当支部のときわ会の学校を、教職員を輝かせることです。戦略は、withコロナの中で、①前例によらないフレキシブルな取組を推進すること、②校内研修を核にし、会員同士で切磋琢磨すること、③自立会員の連絡とサポートを強化することです。各常設委員委員長の皆さんには、会員一人一人の声に耳を傾けて、実効性のある活動をタイムリーに推進するようお願いします。また、各校の校長先生方は、校内の研修を充実させ、会員の力量アップにつながる働き掛けを積極的にお願いいたします。
  
 臨時休校中、ある教室に掲示されていた茨木のり子さんの詩が目に留まり、心にずっしりと響きました。

ぱさぱさに乾いてゆく心を 人のせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを 友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを 近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを 暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を 時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

これはご承知のように「自分の感受性くらい」という詩です。戦時中で、生活から芸術や娯楽が消えていった時の思いを綴ったものですが、新型コロナ禍で生活をする子どもたちや私たちにも通じるものがあるように思えます。上手くいかないことを、終息の見えないコロナ禍のせいにしてしまうのは簡単ですが、それで果たしてよいのでしょうか。感性を研ぎ澄ましながら、今やれることに傾注し、共に力を結集して進んでいこうではありませんか。

地域教育プログラム

令和2年2月2日(日),じょいあす新潟会館にて開催した「新潟東支部冬の全員研修会」にて,各校より寄稿いただいた地域教育プログラム実践集です。ご高覧ください。

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