教育データベース

1970.01.01

中学校

家庭・技術

下越

計測・制御プログラミングにおける問題解決型学習 ~生活に役立つ製品のアイディアを発想させる指導~

猿橋中学校 築井 裕史

“新学習指導要領が告示され、プログラミング教育が話題になっている。技術の授業では、これまでにプログラムによる計測・制御を行ってきており、全く新しいものではない。むしろ、これまでの学習の延長線上にある。その中で、私自身は過去の経験からプログラムの学習として、以下の点に注意しながら指導してきた。
 ①順次処理・分岐処理・反復処理の確実な習得
 ②プログラムの最適化
 ③機器の機能を生かした実用的なプログラムの制作
 昨年度は、主に上記①について実践を進めた。基礎的な内容を重視して学習したことによりプログラミングの確実な習得につながった。反面、上記②の最適化については紹介はするものの、考え方を深めるまでには至らなかった。
 今年度の研究は、題材を「タイマープログラム」とし、機能も「ウェイト」「ブザー」「ループ」として限定した。そのなかでよりよいプログラムを作ることができるよう、「プログラムの最適化」を意識させながら話し合い活動を設定した。結果として、話し合い活動の前にはすでにプログラムが最適化されていたため、最適化よりは、より実用的な工夫をするに至ったものが多かった。”,令和元年度”