教育データベース

2013.01.13

音楽

平成23年度

音楽の背景にある思いを感じ取りながら、表現を追求する授業展開の工夫  民族・伝統音楽における表現と鑑賞を一体化した授業実践から

長岡市立南中学校 佐藤 孝子

普段、学習の中心となっている西洋音楽と民族・伝統音楽の学習との大きな違いは、音楽そのものと取り巻く人々の生活とが密接に関連し、切り離すことができないことにあるととらえている。異なった社会に暮らす人々の生活や文化などの社会的背景を理解し、その音楽的な価値を知ることが、表現へ糸口になっていく。「何故その音楽は生まれてきたのか」更には「人間にとって音楽とは何か」といった根源に触れるきっかけとなることが、西洋音楽と異なる魅力の一つと感じている。社会的背景を学び、本物に触れる体験を通して、人々が音楽に込めた思いや音楽の特徴を見付け出すことが、音楽と生徒たちとの距離を縮め、接点をつなぐことになる。その思いが生徒たちのモチベーションを高め、より豊かな表現の追求につながっていくと考える。
このように音楽(テクスト)とそれを取り巻くもの(コンテクスト)を学び、本物に触れる体験をしながら、思いを育て、それを手掛かりに表現を練り上げさせていく。