教育データベース

2013.09.26

小学校

生徒指導

下越

平成25年度

学校・家庭・学校間の連携した教育活動

新発田市立猿橋小学校 鈴木 智博

猿橋中学校区では、昨年度、文部科学省「生徒指導・進路指導総合推進事業」の委託を受けて、学校・家庭・地域が一体となって人とのかかわり合い・絆づくりに取り組んできた。小中及び地域連携を教育活動に意図的に位置づけたことによって、社会的資質・能力は確実に育成されたといえる。さらに、今年度から県の「深めよう 絆 県民運動」から「いじめ見逃しゼロ県民運動」に名称が変わった。これまでの社会性育成にかかわる活動を継続しつつ、いじめの早期発見・即時対応・未然防止するために学校・家庭・小中学校間が連携していく教育活動を探っていく。
 具体的には、社会性育成は「人間関係づくり(いじめゼロスクール集会の開催及び強調週間の充実など)」「規範意識(毎月のめあての振り返りなど)」を、いじめ見逃しゼロ意識は「家庭・地域との連携強化(すこやかあいさつ運動、教育相談や個別懇談会の開催など)」「小中連携(三校連絡協議会など)」を重点活動として取り組んでいく。
 そのために、Q-Uアンケート、保護者アンケート、児童対象の各種アンケート、学級経営案及び学校評価等で、客観的に成果と課題を把握し検証していく。現在、取組途中であるために昨年度の成果と課題を整理しつつ、今年度の「いじめ見逃しゼロ県民運動」の趣旨と照らし合わせながら、活動を展開している。特に、「マイナスイメージよりもプラスイメージをもたせる」「規範意識を高めることがいじめ防止につながる」という視点を意識しながら教育活動を推進していきたい。