支部情報BOX

2020.08.01

新発田支部

新発田支部長挨拶

すべては子どもたちのために

                  支部長 藤井 聡

    昨年度末から、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、様々な行事や活動が中止また延期されている。吉田隆ときわ会々長は、断腸の思いで評議員会を書面会議とし、理事会は、自宅でのオンライン会議での開催を余儀なくされている。書面で示された吉田新会長の「役員代表挨拶」には、次のように記されている。

   「このような混とんとした状況に直面した時こそ、ときわ会本旨に立ち返り、我々の使命を再確認する必要があると考えます。ときわ会本旨には、『教師たるもの時運にまどわず、歴史を省み』や『崇高な理想を追求しようとする者の総力を結集し』といった一節があります。この『時運にまどわず、歴史を省み、理想を追求する』という、ときわ会本旨に掲げられた先達の教えは、今この状況に直面する私たちにこそ、求められている姿ではないでしょうか。」また、基本方針として「新しい時代の教育を創るときわ会」を掲げられた。そして、御自身が大切にされたい点を二点示されている。一点目は、「研修と親睦の両立」であり、二点目は、「ベテランの知恵と若手の発想の融合」である。

    改めて言うまでもなく、我々は、ときわ会本旨に賛同し、自らの意思で入会を決め、研鑽を積むことを求めた仲間である。現段階では、大切な支部総会でさえ開催を断念せねばならい状況にある。求める研修も十分に行うことができない。さらには、親睦を深めるための活動や懇親会も自粛が続いている。

    ときわ会新発田支部は、こんな時にこそ、力を発揮できる支部でありたい。会員が集うことのできない状況下にあっても支部の合言葉は、「すべては子どもたちのために」である。この合言葉の意味や価値を支部会員全員に考えてもらいたい。そう願っている。