教育データベース

2019.03.11

小学校

算数・数学

下越

平成30年度

拡張による統合を促す算数指導の一考察

新発田市立住吉小学校 邊見 孝太郎

 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説算数編では、数学的に考える資質・能力の育成を目指す観点から、実社会との関わりと算数・数学を統合的・発展的に構成していくことに重点が置かれています。そのため、系統性の強い算数という教科において、子どもの数学的概念の拡張を意識し、学習をつなげる指導の在り方が課題です。
 次の3点からその解決に迫りました。
1 拡張のモデルの活用
 拡張のモデルを用いて、子どもの数学的概念の拡張の様相を捉えます。
2 新しい考えを生み出す必要がある学習場面の設定
 既習内容では説明できない問題や処理に労力がかかる問題を提示することで、子どもに新しい考えを生み出す必要性をもたせました。
3 新しい考えで既習の内容を説明し直す学習活動の設定
 新しい考えを生み出しただけでは、系統的な学習のつながりは希薄です。そこで、新しい考えを用いて既習の内容を説明し直す活動を行いました。
 新しい考えの意味理解を充実させる手だてや汎用性のある領域、拡張による統合については、今後も研究を重ねていきます。