教育データベース

2020.01.17

小学校

国語

下越

令和元年度

書く力を高める児童の育成 ~言葉による見方・考え方を働かせることを通して~

葛塚東小学校 渡邊 祐太

“子どもが「言葉による見方・考え方を働かせる」姿とはどういった姿であろうか。それは,日々の授業の中で教師の設定した学習課題と手立てにより言葉による見方・考え方を働かせる方向性を身に付け,単元を通した学習活動の中で自分なりに思考・判断しながら単元を通した学習活動に向かう姿であると考える。
本研究では,資料等を活用した文章を書く単元における,言葉による見方・考え方の働かせ方を,「①資料の的確な読み取り方」,「②主張をよりよく伝えるための資料の選び方」③「資料と主張の整合性のとれたつなげ方」,「④主張をよりよく伝えるための的確な並べ方」の4つとし,これらを授業の中で身に付けさせ,それを活用させて「意見文ポスター」を書かせるという単元を通した学習活動に取り組ませることによって,子どもは言葉による見方・考え方を働かせて活動し,書く力を高めることができるであろう。