教育データベース

2015.01.26

小学校

特別活動

下越

平成26年度

小グループを取り入れた話合い活動

聖籠町立山倉小学校 八子 正彦

 学級の自治的能力を高めるには、学級で起こる様々な諸問題を、児童主体の話合い活動によって解決していくことが必要不可欠である。その話合い活動に小グループ(3~4人)で話し合う場面を取り入れ、さらにファシリテーションの機能を用いた。それにより、児童の話合い活動に対する主体性や、話し合ったことを活動に生かしていこうという意欲を高めることができると考えた。
1.活動の導入で児童の進む方向をそろえるための話合い
 これから行う活動に対しての思いや願いを付箋に書き、小グループで1枚の画用紙に読み上げながら貼っていく。それらをペンで囲んでラベリングする。そのラベリングされた言葉から、学級としての活動の目標やスローガンを全体で考えていく。それらを掲示しておくことで、活動中に話し合う必要が出てきたときに、一人一人の思いや願いに立ち返ることができた。
2.学級会で集団決定するための話合い
 全体での話合い活動では、発表者が決まっていたり、影響力の強い児童の意見に全体が流されてしまうことがある。そこで、学級会の始めに小グループでの話合い活動を行った。小グループのメンバーは、似ている考えの児童同士で構成した。自分の考えを付箋に書き、上記1と同様にラベリングしていく。そのラベリングされた言葉を、黒板書記がそれぞれの意見の理由として板書する。その後、児童は元の座席の場所に戻り、合意形成に向けて、全体での意見交換を行った。児童は、明確な自分の考えをもって話合いに臨むことができた。
 活動中の話合いや活動後の振り返りで、児童は一人一人が付箋に書いた内容に立ち返り、学級としての目標を見直したり成長を実感したりすることができた。これからは、ラベリングされた言葉に個の思いや願いがまとめられてしまわないための手立てを検証していく。