初心に立ち返り         今ある場所で輝こう

 研修の歩みを止めることなく、「黄色点滅信号の気持ち」で、風になびく葦のように撓みながら前に進もう。

◇ 知は現場にあり

 (答えはすべて子どもに、教室に、学校にある。)

◇ 人間はみな弱い

 (人の力を借りながら、人に力を貸しながら学ぶ。)

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西蒲・燕支部長挨拶

燕・弥彦の教育を担い、

  県の教育をリードする

  西蒲・燕支部を目指して

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Zoomで教育研究集会

佐渡支部教育研究集会

今年は、Zoomを使って研修をします。

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新しいチャレンジを

       新潟北支部 支部長 高橋いずみ(葛塚小学校)

 順調に平成三十年度を締めくくり、新しい元号の発表に期待を膨らませた昨年の四月。令和の時代の幕開けに心躍らせ、誰もが明るい未来の展望を描いたのではないかと思います。小学校では学習指導要領の先行実施が始まり、中学校でも新しい学習指導要領を意識した授業改善が進もうとしていました。ほぼ十年ごとの学習指導要領の改訂ですが、このたびの学習指導要領は、時代の変革のスピードに合わせ、新しい社会の形成者を作る子どもたち、新しい社会で自分らしく生き抜いていく子どもたちを育てることを目指した大きな改訂でした。これまでも社会の変化やニーズに合わせて学校に求められることが変わってきましたが、少しずつ動いてきた歯車が一気に進んだような気がしました。そして、令和2年度は、小学校では全面実施、中学校では先行実施がスタートするはずでした。ところが、全く予期せぬことが起こりました。それも、一年間のまとめをしようという大切な時期でした。全国一斉の臨時休校。耳を疑うようなニュースでした。聞き間違えたのではないかと思い、テレビの画面を再確認しました。そして、ほとんど準備もできないまま休校に入りました。学校行事の中で、最も大切にしている卒業式の実施ですら危ぶまれるほどになりました。様々な研修会も会議もことごとく中止になりました。私たち会員が大事にしてきたネットワークの築き方も見直さなければならない状況になりました。これまで当たり前だと思っていたことは、決して当たり前のことではないことを痛感させられました。今、私たちは、本当に必要なことは何なのかを見極め、枝葉をそいで幹を残し、守りつなげていくことが大切なのではないかと思います。今こそ、やらされているという受動的な構えではなく、自らこの難局を乗り越えていく熱い思いと行動力が必要だと思っています。人と人とが距離を保つことが求められているとしても、現実的な距離を保ちつつどのようにしたら心のつながりを持てるのか、切磋琢磨していくことができるのかその方法を探り、確実に推し進めていくことが重要です。消極的な姿勢からは何も生まれません。どのようにこの事態を切り拓いていくのか、何ができるのか、自ら働きかけていく能動的な営みを進めていきましょう。子どもたちには、この先どのような世の中になろうとも自分らしく生き抜いていく力を身に付けさせなければなりません。子どもたちが持つ力を眠らせておいてはならないのです。私たちに何ができるかを問い続け、今できることに挑戦し、目の前の子どもたちが未来の社会で生き生きと活躍する姿を思い描き、一人一人の成長のために最大限の力を尽くして参りましょう。

 

中魚・十日町支部会員の皆さんへ

     中魚・十日町支部長  川崎 正男

 今年の梅雨も、毎年見られるタチアオイが妻有の大地に咲き誇りました。車窓からよく見ることができる植物で、群生しています。「今は、梅雨だよ。」「そうだよ、梅雨だよ。」と、お互いに会話しているようです。タチアオイが一番上まで咲くと、梅雨明けになると言います。

 さて、中魚・十日町支部会員の皆さん、今年度は新型コロナウイルス感染防止ということで、春から十分な活動を行うことが難しい状況となっています。連絡があったように、集まって行う研修が、原則、実施できないことになっています。
 本来ならば、サークル活動等をとおし、研修を深めている時期です。しかし、どのような状況であろうと、私たちの目の前にいる妻有の子どもたちは、成長し続けています。状況が変わったからと言って、子どもたちは待ってはくれません。したがって、状況が変わったからと言って、私たちは活動を止めてはならないのです。
 コロナ禍にあって、どんな研修ができるのか。支部内で様々なチャレンジが行われています。
 先日は、研修委員会によるグループ別研修の説明会が、zoomを活用して実施されました。グループ別研修とは、研修委員会が取り組む今年度の目玉事業です。各会員は、教科領域別のグループに所属し、年間少なくとも3回の研修を受ける機会が提供されます。「妻有の地の教育をリードする中魚・十日町支部」のテーマのもと、会員一人一人が自ら力量を高める場を提供したいとする研修委員会による新しい取組です。この研修が充実するようにと、オンラインを活用し、世話人、代表指導者が集まり、研修委員会から説明を受けたのでした。当日は、オンライン参加の会員にもパワーポイントによる説明がなされました。各グループの世話人や指導者は、この取組を生かしグループ研修を運営してほしい、切に願っています。サークル活動でもzoomを活用した取組が始まっています。

 ところで、ときわ会新会長の吉田隆先生は、年度当初の代議員会役員代表挨拶で、ときわ会本旨の一節を紹介された後、「この『時運に惑わず、歴史を省み、理想を追求する』という、ときわ会本旨に掲げられた先達の教えは、今この状況に直面する私たちにこそ、求められている姿ではないでしょうか。」と問題提起されています。

 研修の歩みを止めてはなりません。逆に、このような状況だからこそ、研修を進めていかなければなりません。支部でも、知恵を出し、このコロナ禍だからこそできる研修を、方法的にも内容的にも進めていこうではありませんか。もう既に、society5.0の入り口に差し掛かっているのかもしれません。不易なものを学びながら新しい時代の教育に果敢にチャレンジする中魚・十日町支部を会員みんなで作っていきましょう

今,私たちに求められていること

 早いもので,8月が目前に迫っています。みなさんは,今,どんな思いで毎日を過ごされているでしょうか。

 6月に学校が再開してから約2か月。子どもたちの心と体の健康を守りながら学校生活を何とか軌道に乗せようと,それぞれの立場で必死になって取り組んでこられたことと思います。会員の皆さんが日々活躍してこられた姿が目に浮かぶようです。本当にお疲れ様です。

 

 これまでに私たちが経験したことのない形でスタートした令和2年度。学習指導要領の改訂が進む中で私たちが繰り返し目にしてきた『先の予測が困難で,変化の激しい時代』が,もう既に訪れていることを思い知らされた数か月でした。「予測できない未来に対応するためには,社会の変化に受け身で対処するのではなく,主体的に向き合って関わり合い,その過程を通して,一人一人が自らの可能性を最大限に発揮し,‥‥」中教審の論点整理で述べられていたことが,今,私たちに求められています。

 未知のウィルスへの感染拡大と緊急事態宣言。極めて困難な状況の中,社会では,様々な立場の方々が「自分にできること」を生かし,社会貢献を果たしていく連鎖が起こりました。

 感染者の命を救うために検査や治療に懸命に取り組む医療関係者。人工呼吸器やマスクの臨時生産で医療を支援する企業。手を休める暇も無い医療従事者のために弁当を提供するシェフ集団や販売店。帰国者の待機・移動を支援したホテルやバス会社。

 さらに,巣ごもりする子どもたちのために楽しい屋内運動を配信するスポーツ選手,癒しの音楽を提供するミュージシャン,離島の高齢者を感染から守るための広報活動を行うイラストレーター‥‥,連鎖は次々と広がっていきました。

 多種多様な能力と技能を生かし,それぞれの立場から多面的・多角的に困難に立ち向かおうとする大人たちの姿は,これからの時代を生きる子どもたちにとって確かな道標となっていくことでしょう。

 私たち教職員も,その大人の一員です。学校にかかわる様々な立場の大人が,互いに知恵を出し,支え合いながら学校をつくっていく姿は,子どもたちがこれからの時代を生きる力を自ら育む原動力となります。

 会員の皆さんには,ぜひ自信をもってその先導役を果たしてほしいと願っています。ときわ会はその下支えをしっかりと行っていきます。

                                 

 残念ながら,「すべての会員が集い,顔を合わせ,結束を固める」といういつもの形でのスタートを切ることはできませんでしたが,支部役員の皆さんや学校代表の皆さんのご尽力のおかげで,今年度の支部活動は順調に進んでいます。

 支部活動の柱の1つである「学力向上グループ研修」では,既にグループ編成も研修テーマの設定も終え,会員の皆さんそれぞれが研究実践に取り組んでおられることと思います。また,現時点で,承認済みの新入会員が1名,近々入会予定の方が2名と,仲間づくりの方も着々と進められています。

 様々な制約が多い中でも,このようにしっかりと歩みを進めることができる新潟西蒲支部のパワーの源は,まぎれもなく会員の皆さんお一人おひとりの意識・意欲の高さです。

 直接顔を合わせることはできなくても,同じ志のもと,それぞれの立場で精一杯頑張っている仲間がしっかりとつながり合っていることを感じとりながら,自信をもって前に進んでいきましょう。

 会員の皆さんのますますのご健康とご活躍を心からお祈りしています!

 

         令和2年  7月  22日

         新潟西蒲支部長 上澤田 誠

胎内支部長挨拶

会員と支部がともに成長する胎内支部を目指して

~会員一人一人が「人財」として輝くために~

 新型コロナウィルスは学校現場にも多大な影響を及ぼし、未履修や授業時数に係る学びの保障や子どもたちの安心・安全確保など、我々教師に様々な課題を投げかけています。

 このような中、支部では、今回のコロナ危機で経験したことや教訓として語り伝えていかなければならないことなどを整理し、未来を生きる証言者として子どもたちを育むことも大切な視点と考え、研修等を通して会員自らの資質向上に向けて取り組んでいきます。

 

 

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長岡東支部

コロナ禍にあっても

教育活動を止めないために

可能な限り感染リスクを下げる手立てを講じて

子どもの学びを保障するために

頑張っている長岡東支部の皆さんへ

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南魚支部長あいさつ

 南魚支部は、年度末に3名が退職し、14名を他支部に送り出しました。そして年度初めに12名の会員を迎え、現職会員69名、OB会員42名となりました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う「緊急事態宣言」が全国に発出され、一時期は休校措置となっていた教育現場です。今後の行方を静観している状況でありますが、できることに会員の知恵を結集させ、1日も早い教育活動の回復を目指しています。

 さて、4月に示されたときわ会本部の年度方針に従い、支部活動に取り組みます。事業の中止・凍結などたいへん制限の多い中での活動となることを御理解ください。下記に支部活動に方向性を示しますので、ご意見をいただけるとありがたいです。

 最後に、新型コロナウイルス感染の早い終息を願うとともに、支部会員並びにご家族の健康を祈念いたします。

当面の支部活動について(2020/04/30)

1 8月末までは、どうしても必要な場合を除き、会員によ  る会議、研修会等の会合を実施しない。文書や電話、メール等で情報共有に努める。

2 諸活動(支部、年度等)で、どうしても会合が必要と判断された場合は、人数を制限し、三密を避けるなどの対応を確実に行い、支部長の許可を得る。

3 事業が中止や延期により、実施できない場合には、担当者はその損失の程度(今後への影響)を判断し、委員長と支部長に報告する。

4 支部理事会において今後の事業を検討し、会員に周知する。

南魚支部長 山﨑喜久治

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新潟秋葉支部長挨拶

     新たな時代に向けて
                        ときわ会新潟秋葉支部                   支部長  田 邊 裕 一

 新型コロナウイルス感染症の完全終息は,まだまだ遠い道のりのようです。これからも「新しい生活様式」を意識した教育活動の推進が求められます。

 新潟秋葉支部では,予定されていた支部総会が中止となり,各委員会が計画した活動も延期,変更を余儀なくされています。先の見えない令和2年度のスタートにあたり,書面決議において今年度の支部活動の概要が承認されたことに感謝申し上げます。波乱の,そしてポストコロナの時代を考える1年間となります。活動の変更,更に変更が想定されますが,臨機応変に機動的に支部活動を進めていきますので,皆様の協力をお願いします。

 さて,ときわ会吉田会長は代議員会書面会議の挨拶の中で,次のように述べています。今年度の基本方針は「新しい時代の教育を創るときわ会」である。そして大切にしたいことは2点,「研修と親睦の両立」「ベテランの知恵と若手の発想の融合」である。この2点については,私も重要な視点であると考えていただけに,想いが一致しました。新型コロナウイルス対策のため,しばらくは活動が十分にできない状況ですが,この2点を大切にして取り組んでいく必要があります。
 各委員会においては,活動の日程・内容等の変更が求められ,大変な苦労をおかけします。
 今後,各委員会の活動が,変更した内容に基づいて着実に実施されることを願っています。そして,支部会員の皆様に対し,会へのより一層の積極的な参加と協力をお願いし,支部長の挨拶とします。